荷物が片付かない、収納スペースが足りない、そして荷物は捨てられない、今回はそんなお悩みを抱えるワンルームマンションにお住まいのAさん宅にお邪魔しました。なかなか手ごわかったけど少しは改善できました・・・と思います。
ワンルームマンション暮らしのAさんバックグランドとご希望
年齢と職業:30代OL、アパレル企業にお勤めの一人暮らし
こだわり:衣類が多いのはわかっているが職業柄捨てるわけにはいかない。
ご希望:部屋の中にこれ以上棚を増やしたくない。なるべくスッキリしたい。
趣味:身体を動かす、絵を描く
一番の悩み:服がどうしても入らない。台所やその他の場所にはあまりこだわらない。
間取りはこんな感じ・・客観的に見てワンルームにしてはクローゼットがしっかりある感じですが、圧倒的に衣類の量が多い。そこで今回はこのうちクローゼットと洋服ハンガー(黄色の部分)だけに特化して片付けてみました。
クローゼット 作業前:あふれ出る衣類
現状はこんな感じ・・現状というか惨状に近い・・
ご覧の通り、衣類は息もできない状態。このほか、部屋の中に数枚衣類がはみ出ていました。
クローゼット 作業:どこで折り合いをつけるかが最大の課題
空にして仕分ける作業
まずは何が入っているのか把握して仕分ける作業から開始
衣装ケースを出す
最初に衣装ケースを全部出した。
中身をたたみながらチェック。気づいた点は・・
セーターなどかさばるものが場所をとってる。
トップス、パンツなどが混在している。
衣類とは関係ないマスクなどが場所をとっている。。。
ここで一旦ストップ。
ハンガーにかかっているものを出す
次にハンガーにかかっているものを仕分けしながら全部出した。分類は以下の通り。
- 長めのコート
- ワンピース(折りたためないもの)
- ジャケット
- パンツ
- スカート
- シャツ
この時点でせまいワンルームマンションは”これから引越し?”の状態に。
残りを全部出す
意外と残り物がある。
ベルト、バッグ、シーツ類などなど・・でもめげずにとにかく全部出して、クローゼットを空っぽにしてまずは掃除。もはや部屋の中は足の踏み場はなし!
収納する作業
ハンガーものをかける
まずはどうしてもハンガーにかけなければいけないものからかけていく。コツは左側から長さの長いもの順。長さを合わせること。洋服ハンガーにかかっていたものもここへ集合!
- 長めのコート
- 折りたためないワンピース
- ジャケット
- スカート(プリーツ系)・・ここまではどうしてもハンガーが必要とみなしたもの。
この時点でパンツ類、たためるスカート、ワンピースはハンガーにかけることを断念。
衣装ケースをもどす
次に衣装ケースをもどしました。ただし、もとあった数より二つ減らしてスペースを確保。
なぜ数を減らせたか?
- マスク、タオルなど混在していたものを取り除いた
- 衣類をきちんとたたんだ
- かさばるニット類を出した
それでも入らないものはとりあえずそのまま。その結果・・まずは右側のクローゼットがこうなりました。
続いて真ん中と左側のクローゼットも同じ要領で作業。
洋服ハンガーからはコート類をクローゼットに移し、圧迫感の少ないシャツ類をまとめました。そしてこうなりました。。まだまだ窮屈だけどやむを得ない。。
はみ出ていたものも分けたり、処分したり、最終的にこんな感じになりました。(廊下に後ろに下がって全体像を撮影できるスペースがないので分割撮影。)
はみ出ていたものたちも、妥協できる範囲内に収まりました。
まとめ
作業時間ほぼ1日。不要になった収納ケース2個。処分に回した衣類は約10点。
- 衣類と衣類以外のものが混在していたので仕分けした
- ジャケット、パンツ、トップスなど同じカテゴリーのものをまとめた
- 収納ケースに入れるものは下着、ホームウェア類、トレーニングウェアなどしわになってもいいものを優先。
- かさばるニット類は収納ケースから出した方が結果的にたくさん入った
- パンツ類で折りたためるものは折りたたんで重ねて収納
- 生活空間に置く洋服ハンガーには圧迫感の少ないシャツ類をまとめた
まだまだ衣類は窒息寸前の状態です。でもAさんはそれでもかなり改善されたとご満足のようでした。
収納スペースに対するモノの量をどこまで許容するかは人それぞれ。整理収納の永遠の課題かもしれません。
今回はホントはおすすめしないお片付け方でした。でもそんなこと言ってられないというのが現実かも・・
次回はワンルームの台所編をお届けします。
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