片付けの第一歩は台所の小引出しから!

何にもきっかけがないのに片付けなんて始めにくいもの。最初から押し入れやクローゼットなど大きなところから始めるのも気が重いし、身体も動かない。

本人がやるのならまだしも娘に手伝ってもらうのにいきなりずかずかと衣類や寝具を整理されるのもねぇ。。何だか。

でも小さなところからだと手軽に気軽に始められるのではありませんか。

だからこそキッチンの小引出しをオススメします。

ええっ!そんなところ片付けたくらいじゃ全然スッキリしない・・と思うかもしれませんが、ここには片づけの基本がつまっています。この基本をクリアしたら一つずつ大きなところへ移っていけばいいのです。

焦りは禁物。少しずつ・・が長くいつまでも続けられる秘訣です。

キッチンの小引出しから

小引出しから始める理由

なぜキッチンの小引出しからなのでしょうか。その理由は4つ。

  • ・手順が片付けのすべての基礎だから  
  • ・すわって作業できる
  • ・短時間で終わる
  • ・効果をすぐに実感できる

これからご紹介する片付けの手順はすべての片付けに共通するものです。

クローゼット、下駄箱、食器棚、なんであろうとやり方は一緒。
このルールに慣れてさえしまえばどこにでも応用がききます。

そして何より作業範囲が小さいのですわって作業ができます。
つまり身体への負担が少ない!

作業範囲が小さいということは作業時間も短時間ですみます。
身体的にも時間的にも負担が小さいと気軽に取り掛かることができるので”さあ、やるぞ”という覚悟のようなものは要りません。

その割にはすぐに効果を実感できるのがよいところです。
きれいになってスッキリしたなということが実感できるとまた別のところも片付けようかというモーチベーションに繋がります。

それが連鎖して片付けの範囲を少しずつ広げていければよいのです。

手順

  1. 全て出す                
  2. 仕分ける
  3. 収納する

基本的にこの3つだけ。一つずつ見ていきましょう。

全て出す

ここで重要なのは全て出す・・ことです。大事なポイント1

出す工程で”これは要るかな?””これはよく使わかないかな”などと仕分け作業を同時に行うと必ず目に見えない不要なものが残ります。

ですから一旦全てを出して、まっさらな状態にしましょう。

まるで新しく買ってきた空っぽの引出しにこれから一つずつモノを入れていく気分になることが大事です。

仕分ける作業

まずは使用頻度で分ける

”よく使うモノ”、”その次くらいに使うモノ”・・というように使用頻度でわけていきます。

ポイントその2! 決して要るか要らないかで決めない。
どの程度使っているかを考えること!

そうすると自然にグループ分けができてきて、おのずとその配置も決まってくるんですね。

例えば毎日のように使う計量スプーンは開けてすぐとれるように手前に置こうか・・
皮むき器と調理ばさみも手前かな・・

クリップ類はまとめるとしたら・・

あとはチーズカッターや栓抜きなど金属類とヘラなどのシリコン類は分けてみようか・・

といった具合です。

さて残ったものの中で必ず要らないものがあるはず。
例えば、アイスについていたスプーン、いいと思って買った肉の筋切りカッターなど。

捨てられるものは捨てる。
すぐに捨てる決心がつかないものは横に分けておく。(これについては迷い箱の記事で詳しく書きましたので参考にして下さい)

段々選別されて配置も決まってくるんですね。

収納する作業

ここまでくればあと一息!

まずは大体の配置を決めます。

よく使うモノを手前に置く・・など出しやすさを優先して収納する。ポイント3

配置が決まったらあとは入れるだけ。この時に仕切り棚、小箱などを使います。

当たり前のように思えるかもしれませんが、ここがセンスの見せ所!出しやすさ、使いやすさを常に念頭に置いて収納してくださいね。

今まで使っていた引出しの仕切り皿が使いやすいのならそのまま使えばいいですし、どうも使いにくいと思ったら思い切って捨てて

・家にある空き箱(小箱)を利用
・100円ショップなどで小箱を購入

という方法もあります。

ポイント4!収納グッズを用意するときはお財布にも優しいモノを!

おしゃれな収納グッズを買わなきゃ・・というのも段々負担になるものです。

我が家で最初に付いていた仕切り皿
使いにくかったので処分。

とりあえず100円ショップでいくつか小箱を購入

ポイント5!
最初は少なめに買うこと。
足りなければ買い足せばよいが、サイズが微妙に合わない時などは大失敗につながります

買ってきたものをパズルのように並べてみる

最終的にはこのように落ち着きました。
でもまだ小箱が足りない!

足りない小箱はとりあえず手作り

後日小箱を買い足して完了!

ああ、さっぱり!

使いやすくなりました。

引出しを開けるのがなんと楽しくなったことでしょう!
今回の買物は100円ショップで仕切りになる小箱5個(500円+税)。

引出しの整理を口実に親子で100円ショップに出かけてみては?

まとめ

1.最初に手を付けるのは台所の小引出しから

  • ・手順が片付けのすべての基礎だから  
  • ・すわって作業できる
  • ・短時間で終わる
  • ・効果をすぐに実感できる

2.手順

   ・全部出す
     ポイント1:とにかく全部出して空っぽにする。
   ・仕分ける
     ポイント2:要るか要らないかではなく使用頻度を問う
   ・収納する
     ポイント3:出しやすさを優先する
     ポイント4:収納グッズは金銭的にも負担の少ないものを
     ポイント5:収納グッズは最初は少なめに用意

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