マンションの納戸は狭すぎる
納戸、物入れ、名前はどうであれマンションによくあるスペースは驚くほどに狭い!
たいがいが廊下にあって扉を開けてモノの出し入れをしているともちろん後ろを誰かが通るなんてことはできません。その上、全く棚がないのです。イメージとしては押入れ半間分ほどのがらんどう。
我が家の物入はサイズとしてはこんな感じ。
その上、前方には上の写真のように梁が出っ張ってる。いわゆる”ウォークイン”からほど遠いのです。
そこで色々考えました。突っ張り棒や突っ張り棚、クロームの組み立て棚など・・でもぴったりくるものは見つからず。
それなら!と作ってしまいました。
作ると言っても木材のパーツと板を買ってきただけ、クギは1本も打っていません。
買ってきたもの
ポール4本
柱となる木材パーツ 長さ1200mmのもの4本:
フリーラックポール(100mmごとに棚板を入れられるように最初からカットされている)
こんな感じのものです。コーナンというホームセンターオリジナルのようですが、オンラインでも売られているようです。1200mmの長さで1,000円弱。長さもいろいろ。色も4色あります。
本来はこのポールに合わせて色々な棚板も売られていて外側からネジで止めるようにして使うものです。棚板はこんな感じ。でもどのサイズも我が家の物入には合わなかったので買うことをあきらめ棚板はオーダーカットしてもらうことにしました。
棚板3枚:オーダーカット
見た目はよくありませんが、どうせ物入れの中に入れるもの。見た目より使い勝手を優先。
合成版20mm厚のものを3枚、ホームセンターでカットしてもらいました。その時の計算はこんな感じ。ミリ単位で切ってもらえます。本来”あそび”があってはいけないと思いますが、なにせ素人が測った内寸だけにもし入らなかったら・・という不安がぬぐいきれずあえて1mmのあそびを入れました。
組み立て
本来はポールと棚板をネジで止めないといけませんが、組み立ててからは入口が狭くて入らない。中ではとても組み立てられず。仕方なくネジなしで壁とお互いのバランスを頼りに組み立てることにしました。
まずはポール4本を壁際に立たせる。前の2本は少し前よりに・・
続いて棚板を斜めにしながら中に入れ、下の段の奥からはめ込んでいく。この時、前の柱で支えながらやるのがコツ。
2段目、3段目も同じ要領で奥から差し込み、最後に前の柱をよい位置に入れ込んで完成。ネジはしめていませんが、かなり安定感があります。下の巾木も特に気になりません。完成図は下の通り。ポールが邪魔にならず隅々まで使えます。
あとは収納
奥行きがあるので長さのある収納ケースも入れました。
手前によく使うモノを置いてその後ろには全く普段使わないモノを置きました。
そして下段には・・
これで完成!
でも残念ながら全体の完成写真は廊下がせまくて撮影できず(笑)。想像にお任せします。
*これはあくまで我が家の物入れを対象に行ったものです。本来はきちんとネジで止めて利用するべきものなので不安がある方は参考にとどめて下さい。ただ、今のところ全く使用していて問題はありません。ものの出し入れの際にぐらつきを感じることもありません。また、巾木を考慮したほうが良い場合もあります。その点もご注意下さるようお願いいたします。
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