マンションガーデニングで土の処分に困ったら・・

久々の投稿です。

買物先でふと目にしたキレイな鉢植え。つい買ってしまったのはいいけど、キレイさを維持したり、枯れてしまった時の土の処理に困ったことはありませんか?大きな庭がある家だとそれほど困りませんが、マンションでガーデニングが楽しめるのはバルコニーのみ。なかなか大変です。でも土を捨てることはできません。

それなら捨てずに再生して、楽しむ方法について書くことにします。

マンションガーデニングを楽しむために用意するもの

まずは鉢植えを買ってきたら・・というところから始めます。最低これだけあればずっとマンションガーデニングが楽しめます。

  • ワーク用手袋→軍手は濡れたらかえって作業がしにくかったり、とがったものを通すのでNG。ワーク用手袋は素手では触りたくないものや、トゲのあるものでもたいがい大丈夫。使用後は着用したまま石鹸で洗うと楽。100円ショップにもある。
  • レジャーシート→この上で作業をすれば、ベランダが汚れることもなく、片付けも簡単。新聞紙は土の湿気で破れるのでNG。
  • スコップ→100円ショップにあるものでもよいが、これから何回か作業しそうだと思う場合は下の写真にあるような細身のものが、根っこを掘り起こすときに便利。
  • 園芸用ふるい→できれば径の大きいものが使いやすいが、小さな鉢の植替えしかしない場合は、小さいものでよい。
  • 園芸用はさみ→一つは持っていると便利。
  • 植木鉢
  • 鉢底ネット→土の流れを防いだり、鉢底からの虫の侵入も防ぐ。
  • 鉢底用石→なるべく小袋を買う。
  • 園芸用土→肥料や腐葉土も混ぜてあるので、これがあればとりあえずOK。これも小袋で。

苗を購入したら・・

まずはビニールポットから出して植替えましょう。
そのままにしておくと通気性も悪く、すぐに元気がなくなります。

自分の好きな植木鉢に植え替えます。ビニールポットのまま入れるのはNGです。

完成!!

ベランダでの鉢植えの管理

水やり

土が乾いたら水やり。春は生育期なので様子を見て毎日。夏は朝夕2回。秋は回数を減らして、冬は2日に1回ぐらいで大丈夫。

終わった花を摘む

終わった花をそのままにしておくと、見た目も悪いし、通気性も悪くなるので、こまめに様子を見てきれいにしてあげましょう。

お日様を見て移動

ベランダ園芸のよいところはお日様に合わせて鉢を移動できるところ。季節によって日の当たり具合が変わるので、日当たりのいいところに動かしてあげるのも一案。場所の移動ができなければ鉢を回転させるだけでも均等にお日様があたって元気になります。

花が終わったら・・

さて、ここから本題に入っていきます。

土は捨てられない

ガーデニング初級の方は”花が終われば鉢植えごと捨てる”と思っている人が少なくありません。でも土は一般ゴミとしては捨てられません!それは廃棄物ではなく自然のモノとみなされるからです。

庭付きの戸建てにお住いの場合は、単純に庭にまけばよいですが、マンション暮らしだとそうはいきません。業者に有料で引き取ってもらう方法もなくはないですが、それほどの量でもない場合は、再生利用をオススメします。

再生利用とは枯れてしまった草花を根っこと土に分けて、草花は処分、土は蘇らせて再利用することです。

ふるいにかけて再利用

ポイントはココ!

準備したレジャーマットの上で作業。草花を鉢から取り出し、園芸用のふるいで下の図のように分けます。

  • 根っこに絡まった土を指でほぐして落とす
  • たくさん伸びたひげ根を少し切り落として空気の通りをよくする
  • 土(レジャーマットに落ちた土)はそのままでもよいが、できれば腐葉土や赤玉土を混ぜると蘇る。

宿根草根っこが生きていれば、植替えをすれば来年も必ず咲きます。(シクラメン、ユリ、バラなど)

パンジーなど一年草のものは花が終わったあとに種が取れます。今年の花は一年で終わりですが、上手に種を取れば来年の種まきでまた花が咲きます。

だからこうなっても・・

捨てる前に枯れた部分を取り除き、根っこが生きているかどうか辛抱強く待ってみて下さい。
忘れたころにひょっこり若い芽が出てきた時の喜びは格別です。

園芸道具と土の管理方法

ようやく本題に辿り着きました。このブログは園芸のためのものではなく、いかに持っているモノをきれいに収納するか、整理収納のブログでした!

土はちょうどよくその都度使い切るのが理想ですが、なかなかそうもいきません。どうしても余ったり、再生した土をどこに置くかが悩みどころです。

私はゴミ箱を一つ園芸用に決めて使っています。

土と園芸用品専用のゴミ箱
キャスター付きだと移動が楽
この上に園芸道具を乗せる

土をそのまま入れると使う時に大変なので、レジ袋に小分けにして使う分だけレジャーマットの上に取り出して使います。その上に、園芸道具を入れれば、ゴミ箱1個が園芸道具専用になります。

ベランダの広さに応じてゴミ箱の大きさを決めればよいと思いますが、土は重いので、できればキャスター付きの方が移動に便利です。段ボール箱だと湿気に弱いので、破れたりしますが、プラスチック製のごみ箱だと見た目もスッキリ、丈夫です。

きちんと収納できれば、ベランダ園芸も楽しくなること間違いなし!

最後にワンポイントアドバイスですが、使わなくなったお風呂用のイス(座って作業するため)や洗面器(仕分けしたものを入れたり)があると便利です。

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