決断できない時は”迷い箱”を作ろう

片付け作業の中でどうしても出てくるもの。
それは捨てるか取っておくか”迷う”シーン。

本人が片付けている場合は、
  これ高かったのよね、想い出のものだし、まだ使えるもったいない・・

実家を片付けている場合は、
  こんなの要らないに決まってるけど”捨てよう”って言うと怒り出すし・・

なんてことはしょっしゅう。

そんな時は”迷い箱”作りましょう。

名前は何でもいいんです。”保留箱”、”考える箱”、”とりあえずの箱”など。

迷い箱を作るメリット

  • 後悔しない
  • 片付け時間の短縮

後悔しないために

捨てるのか、取っておくのかすぐには決断できない時、迷い箱に入れます。
無理に捨ててしまうと、”あ~、あの時捨てちゃったのよね”と後悔します。
かと言って迷ったモノを全て取っておくと、いつまでたっても片付かず、結局、今までと何も変わらない、モノが多い状態のままになってしまいます。
お互いに後悔しないためのコツです。

片付け時間の短縮

この箱を作るメリットは時間の短縮にもなります。

片付けの途中で一つ一つ迷っていたらとんでもなく時間がかかります。時間がかかるということはそれだけ気力、体力を消耗することになり、一か所を片付けるのに疲れていたら、”あんなに疲れることはやりたくない”・・と次の片付けへの意欲をなくしてしまいます。
だから少しでも迷ったら”迷い箱”へ。

迷い箱のルール

迷い箱を作る時には、ルールを決めます。
そうしなければどんどん”迷っているモノ”が増えていくからです。

  • ・迷い箱はひとつだけ
  • ・期限を決める
  • ・期限までは開けない

迷い箱は一つだけ

箱の数は一つだけ。どうしてもその場で決められないモノだけを入れましょう。
箱の数を増やしてもまたそこから選別しなければならなくなると片付けの繰り返しで負担が大きくなります。

だから一つだけにするのがポイントです。

期限を決める

迷い箱はいつまでも保存しておくためのものではありません。期限を決めてその期限が過ぎても使わなければ処分しましょう。

期限は人それぞれで構いません。1週間、ひと月あるいは娘さんが実家に戻ってくるまででもいいし、衣類などは季節のものですからもう少し長い場合も考えられます。

自分で決断できる時までが適切な期限だと思います。

期限までは開けない

すっきり片付いてしまって時間があると”あら、あの箱に何を入れたかしら”と見たくなります。

でもむやみ開けてはいけません。

必要なものを入れてしまっていた場合だけ開けて下さい。

その時は”迷い箱”から”通常使いの場”に戻します。

不用意に開けると”もったいない”、”まだ使える”という気持ちが出てきて結局捨てられない、モノが多いの堂々巡りになってしまいます。

期限が来たら・・・

決めた期限が来たら必ず処分しましょう。

処分と言っても必ず”捨てる”とは限りません。
捨てると思うとなかなか勇気がいるので、処分方法にもいろいろあるということを知っておけば楽に処分できるようになると思います。

処分方法

処分と一言で言っても捨てるばかりが処分ではありません。色々な方法があります。

・リサイクルショップに売りに行く
・寄付する
・オークションなどで売る
(メルカリ、ヤフオクなどなど)
・欲しい方に差し上げる
・有料で引き取ってもらう

・第3者に一任する

詳しくはこちらの記事を参考に:”捨てられないものをスムーズに手放せる方法”

いかがでしょうか。処分する方法によっては楽に手放せるようになるのではないでしょうか。

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